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平成14年8月6日発行
 
地域コンソーシアムの状況

地域コンソーシアム「有明海」プロジェクトも昨年度の基本調査を終え,4月上旬には囲壌堤による比較実験施工・耕耘作業が松尾建設およびYBMによりなされました.5月下旬には,佐賀県水産振興センターの指示のもと,低平地研究センターと鹿島市漁協を含めた十数名でアゲマキ母貝移植を実施しました.6月のグループ検討会では生研機構・古谷氏を交え,これらの報告と現地視察も行っております.現在,移植後2ヶ月が経過した状況です.最新の調査結果では,囲壌堤と底質改善の効果によりアゲマキ生残率に有意な差が生じており,メンバー全員,今後の調査結果に期待しているところです.さらに,鹿島市漁協,有明海漁連からもバックアップしていただけるよう依頼し,了解をいただきました.今後の調査結果および結果につきましても,随時ご報告して参りたいと考えております.

 
有明海研究に関するシンポジウムのご案内
題目 「有明海研究に関するシンポジウム」―低平地研究グループの中間報告―
主催 低平地研究センター,地域コンソーシアム「有明海」グループ,低平地研究会
日時 平成14年8月23日(金)
 10:00〜17:30(講演会)
 17:40〜19:00(懇親会)
参加料 無料(ただし,要旨集代として500円,懇親会費として2,000円程度を予定しております)
場所 佐賀大学理工学部6号館1階 大講義室
内容

有明海研究に関わる学内外の研究者9名による最新の話題について,地盤,水質,生態系をキーワードにご発表いただく予定です.参加ご希望の方は8/21までにご所属とお名前を添えて,低平地研究センター・金子(FAX:0952-28-8198,e-mail:kaneko@ilt.saga-u.ac.jp)までお申し込みください.

 
水市民講座の開催案内

2003年3月,京都で開催される第3回世界水フォーラムに関連して,佐賀県内でも種々の活動がなされます.その一環として標記講座を下記の予定で毎月開催します.講師交渉中の月もありますが,一流の講師陣を招き興味深いお話をしていただきます.LORA会員へは事前にメーリングリストやホームページでお知らせしますので,ぜひご参加ください.

日時

毎月開催,原則水曜日の19:00〜20:30

場所

佐賀大学理工学部6号館,DC棟大講義室

参加料

無料

問い合わせ

佐賀大学低平地研究センター 0952-28-8582

講座予定
7月24日

国土交通省九州地方整備局武雄工事事務所長 島谷幸宏氏「川作りと住民参加」

8月28日

佐賀県農政部副部長 大泉勝利氏

9月18日
または19日

ソウル大学教授 高哲煥氏「干潟の生物と環境」―有明海と始華干拓の比較ー

10月23日

大阪産業大学教授 森下郁子氏「生き物と水辺」

11月

琵琶湖研究所所長 中村正久氏

12月4日

【低平地市民フォーラム】風土工学デザイン研究所理事長 田村喜子氏「水の遺人」

1月

佐賀大学教授 古賀憲一氏「低平地の水管理」

2月

京都精華大学教授 嘉田由起子氏「暮らしと水辺」

3月12日

佐賀県土木部長 川上義幸氏

 
森山町共同研究中間報告会に臨む

平成13年度から長崎県森山町における地盤沈下問題について共同研究をしています(研究代表者:三浦哲彦教授).去る6月19日には,13年度成果の説明と14年度研究計画案について協議し,翌7月2日には,中間報告を行ってきました.地元住民からは積極的な質問・意見が寄せられ,地盤沈下水収支に関する関心の高さを伺うことができました.

 
国際シンポジウムISLT2002のご案内

2年に1回開催している標記シンポジウムを下記のように開催します.既に100編の論文が内外から集まっています.また,今回は三浦哲彦教授の退官記念特別セッション,第3回世界水フォーラムに向けた水管理ワークショップ,まちづくりワークショップなど論文発表以外のプログラムも期間中に開かれます.ふるってご参加ください.

期日

平成14年9月18日(水)〜20日(金)

場所

佐賀大学

  1. 地盤工学/地盤環境:軟弱粘土の特性,軟弱地盤改良,埋立ておよび干拓,地盤沈下,地盤環境問題,沿岸堆積土の特性
  2. 水管理/環境工学:洪水制御,水資源開発と流域管理,水処理,河口および沿岸域の水質汚濁,生態学的アプローチとモデリング
  3. 都市計画と管理:問題地域の開発と環境の保全,沿岸と水辺の都市計画,環境に優しい地域社会の持続性,都市開発のための戦略的環境アセスメント,都市デザインと環境に優しい都市,戦略的社会基盤計画と管理

問い合わせ先:低平地研究センター 0952-28-8582(八尋)

 
平成14年度ILTプロジェクト研究募集

低平地に関する学術研究の発展に資するため,学術的・社会的要請の強く,かつ,緊急度の高い研究に研究経費を支援します.

研究期間:平成14年10月から平成15年9月まで

  1. 一般研究:国内研究機関に所属する研究者が日本国内で行う研究
  2. 海外調査・研究:国内研究機関に所属する研究者が海外で行う研究で,主として渡航費の一部を支援するもの
  3. 国際共同研究:海外研究機関に所属する研究者が渡日し,国内の研究者と共同して行う研究で,主として渡航費の一部を支援するもの

研究成果の公開等:研究成果は「低平地研究」または「Lowland Technology International」の論文,研究報告を通じて公開していただきます.

申し込み締切:平成14年9月13日 詳細や申請用紙は低平地研究センターまで

 
IALTジャーナル4号の発行

英文機関誌「Lowland Technology International」のVol.4,No.1を7月中旬にお届けしました.

下記の5編の学術論文が掲載されています.

Author(s) Title
D.T. Bergado el al. Influence Factors on The Laboratory Testing of Geotextiles under Controlled Environment
W. Schuurmans et al. Automation of the Rijinland Storage Basin, the Netherlands
T.Y. Gan Behaviour of Theoritical Curve Numbers with Respect to Soil and Rainfall Properties
M.R. Madhav et al. Development and Human Settlement in Saga and Shiroishi Plains by Rainfall Properties
S. Murakami et al. An Observational Prediction of land Subsidence for a Gis-Aided Monitoring System of Groundwater Level
 
地盤専門部会活動

去る4月12日に,地盤工学会九州支部,NPO法人技術交流フォーラムとの共催により,Brithish Columbia大学准教授Li博士をお招きし,最終処分場問題における遮蔽技術,界面活性粘土の水理・吸着特性に関して話題提供していただきました(同時通訳:九大大坪教授).年度始めにも関わらず,約80名のご参加を得,活発な質疑応答がなされました.翌4月25日には,Nagaraj元センター客員教授の短期来佐を機に,大学院生を対象に自然ジオテキスタイルに関する話題提供をしていただきました.

 
経済専門部会活動報告

6月18日(火),佐賀大学経済学部地域経済研究センターにおいて,佐賀地域経済研究会との共催で,研究会を開催しました.参加者は約20名です.

今回の発表は,2つのテーマでした.

「佐賀空港とPFI」については,(財)日本不動産研究所佐賀支所所長寺山三男氏から,現佐賀空港を活性化するためには,空港と周辺都市とのアクセスの充実が重要であり,PFI方式による民間の活力を利用した計画が重要となるだろうということが説明されました.

また,「長崎県・佐賀県と九州国際空港」については,長崎県立大学経済学部の矢野生子助教授から,九州国際空港論争においては佐賀空港が有力な位置にあること,また実現に向けては,佐賀県だけではなく,長崎県,特に,佐世保周辺地域の経済開発効果との関係から議論を深めていくことが重要であることが説明されました.

 
平成14年度歴史部会研究実施計画

平成13年度の研究報告会において提起した平成14年度研究計画にもとづき,「筑後川の治水・利水の問題,特に近世(寛永2・1615〜慶応2・1866),近代(明治7・1874〜昭和28・1953)における洪水の分析,堤防構築の歴史,肥前・筑後の御境川としての紛争などを北茂安町を中心に,三根町,中原町,久留米市域も視野に入れて研究します.