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平成15年8月4日発行
 
地域新生コンソーシアム研究開発事業採択

経済産業省の標記コンソーシアムに「表面をゼオライと化した高機能性発泡ガラス製造方法の研究開発」が採択されました.これは,現在,多くが埋立て処分されている着色ガラスなどを再利用した発泡廃ガラスの表面をゼオライト化し,保水性,吸着能力,水処理機能など,より高い機能を付加するための材料の開発研究を行うものです.日本建設技術(株),(財)佐賀県地域産業支援センター,ILTが地域コンソーシアムを形成し,平成15年度から2ヶ年の予定で実施されます.

 
地域コンソーシアム現地視察および研究報告会

平成15年5月27日(火),第2回地域コンソーシアム全体会議を開催しました.今回は本コンソーシアムの主査である北大・門谷先生をお招きしての会議となりました.午前中は有明水産振興センター会議室にて昨年度末に実施した深水域での「施工試験区」の状況説明,水理・水質観測状況,底棲生物(タイラギおよびアゲマキ)のモニタリング状況の説明を行いました.午後は,昨年度成功裏に実験を終えた干潟域での「比較試験区」(鹿島市飯田海岸)まで出向き,現地での状況確認とディスカッションがなされました.さらに,水産振興センターにて人工飼育中のアゲマキやタイラギの様子を観察しました.最後は門谷主査を交え,佐賀の特産魚介類に舌鼓を打ちながら今後の有明海コンソーシアムの展開などの話題で盛り上がりつつ,終日にわたる全体会議を終えました.

 
第7回低平地市民フォーラムのご案内

今回の低平地市民フォーラムは,「まちづくりからみた有明海〜まちづくり資源としての有明海とその沿岸域のあり方を探る〜」をテーマに開催します.多数のご参加をお待ちしております.

プログラム(予定)

日時 平成15年10月30日(金)13:00〜17:00
場所 佐賀県立美術館ホール
内容

特別講演

講師:伊藤 滋 氏 (早稲田大学教授)

パネルディスカッション

座長:荒牧 軍治 氏(佐賀大学教授)

パネリスト
  大矢野 栄次 氏(久留米大学教授)
  川上  義幸 氏(佐賀県土木部長)
  筒井  康彦 氏(エッセイスト)

お問い合わせ:低平地市民フォーラム実行委員会事務局(大谷) TEL:0952-28-8582,FAX:0952-28-8189

 
低平地研究会部会長会議

平成15年6月20日(金),iスクエアビル4階会議室にて第1回低平地研究会部会長連絡会議を行いました.当日は運営委員長(荒木),幹事長(山西),各専門部会から地盤(日野),水(山西),地域経済(大矢野),歴史(杉谷),暮らし(池田),地域デザイン(三島),そして事務局(中野,川村,副島)の出席がありました.今年度最初の議題として,各部会間での連絡を密にすることや部会での企画内容をメールなどで相互に知らせ合うことなど,低平地研究会の活動の広報と部会活動の活性化について2時間近く議論しました.

 
経済専門部会からのお知らせ

経済専門部会では,10月中に,鳩山邦夫衆議院議員を迎えて,「環境問題のシンポジウム」を開催する予定です.基調報告は,鳩山邦夫先生にご著書「環境党宣言」をもとに,「環境党宣言とこれからの佐賀」をお願いしています.その後,古川県知事と他数人でシンポジウム「佐賀県の環境問題」を行う予定です.

お問い合わせ:久留米大学経済学部 大矢野栄次教授 TEL:0942-43-4411

 
有明海底質改善に関するシンポジウム

地域コンソーシアム「有明海」研究グループ中間報告

日時 平成15年9月19日(金)13:30―16:30
場所 佐賀大学理工学部6号館1階 大講義室
主催 佐賀大学低平地研究センター
後援 佐賀県
協賛 佐賀県有明海漁連

プログラム(案) 

  • 「有明海漁業の現状」(佐賀県漁業連盟)
  • 「有明海の水環境」および「底質環境」(ILT)
  • 「底棲生物の生息調査ならびに囲壌堤工に適応する底棲生物種の解明」
     アゲマキおよびタイラギ漁場の復活事業(佐賀県水産振興センター)
  • 「発泡廃ガラス材等を用いた底質改善技術の研究開発」(日本建設技術株式会社)
  • 「底泥浚渫ー囲壌堤築造および固結底質層耕耘機等の施工技術の開発」(松尾建設株式会社)
  • 「底泥浚渫―脱水装置ならびに固結底質層耕耘機械の開発」(株式会社ワイビーエム)
  • 閉会挨拶(生物系特定産業技術研究推進機構)
中国同済大学の兼職教授

柴錦春助教授は中国同済大学地下建築与工程系より兼職教授という称号を授与されました.任期は平成14年7月〜平成17年7月です.主な職務は同済大学地下建築与工程系大学院生の共同指導,上海の地盤沈下および地下構造物の建設に伴う周辺地盤の変形に関する共同研究です.

 
森山町共同研究最終報告会

ILTは,深刻な地盤沈下被害下にある長崎県北高木郡森山町との間で,13・14年度の2年間にわたって共同研究を実施してきました.平成15年6月3日,最終報告会が行われました.この度の共同研究は,首尾一貫して町民の皆様のご理解ご協力の下で進めてきた経緯もあり,報告会では専門性に富む質問も繰り出され,内容の濃いものになりました.関係者一同,この度の共同研究成果が少しでも今後の地盤沈下対策ならびに総合水政策に役立っていけばと願っています.

 
平成15年度ILTプロジェクト研究助成

低平地に関する学術研究の発展に資するため,学術的・社会的要請が強く,かつ,緊急度の高い研究に研究経費の支援をします(30〜50万円/件).研究期間:平成15年10月〜平成16年9月

  1. 一般研究:国内研究機関に所属する研究者が日本国内で行う研究
  2. 海外調査・研究:国内研究機関に所属する研究者が海外で行う調査・研究で,主として渡航費の一部を支援するもの
  3. 国際共同研究:海外研究機関に所属する研究者が渡日し,国内の研究者と共同して行う研究で,主として渡航費の一部を支援するもの

研究成果は,「低平地研究」または「Lowland Technology International」の論文,研究報告を通じて公開していただきます.

締切:平成15年9月12日

詳細や申請用紙は低平地研究センターまで

 
地域デザイン特別部会

6月3日(火)牛津町アイルにて,第2回まちづくり井戸端会議「『牛津町の色』と『赤れんがの色』」(牛津町赤れんが会主催,コーディネータ:三島)(株)日本カラーテクノロジー研究所の澤一寛先生を迎え,佐大修士1年の田渕慎也君(三島研)が研究報告し,牛津赤れんが館の赤れんがは一個ずつ色が異なるが,色の方向性があることを指摘しました.参加者約25名で,赤れんがを用いた牛津町のまちづくりの在り方について活発な議論を行うことができました.

 
ヒマラヤ地滑りに関する特別講演

6月26日17時から19時まで,佐賀大学都市工学科1番教室で,ILT客員教授Yudhbir先生によるヒマラヤ地滑りを中心に「地滑り―地質,メカニズム,制御」と題して,特別講演会を開催しました.この講演はILTを中心として,NPO法人技術交流フォーラム,LORA地盤部会と(社)地盤工学会九州支部の共催で行われました.佐賀と福岡の技術者と佐大の学生あわせて約30名が参加し,地滑りに対して,地質条件と降雨量の影響について活発な討議が行われました.

 
LTIジャーナルVol.5,No.1発行

英文機関誌「Lowland Technology International」Vol.5,No.1,June 2003ができ上がりました.

下記の5編の学術論文が掲載されています.

AUTHOR(S) TITLE
S. Shibuya et al. Geotechnical Hazards in Bangkok-Present and Future
B.-W. Song The Influence of Initial Static Shear Stress on Post-Cyclic Degradation of Non-Plastic Silt
N. Cao Don et al. A Prediction Model of Water Movement in Pumped field Lowland and Scenarios for Improving Its Performance
H.B. Poorooshasb Instability of Coastal Lowlands Due to Seismic Activities
R.-L. Yin et al. Disasters and Environmental Management in the Dongting Lake Lowlands