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平成14年1月15日発行 No.28

有明海地域コンソーシアムの実験開始

ニューズレターNo.27にてご報告いたしましたように、明海の底質改善と底棲生物に関するプロジェクトが10月より開始されました。開始早々、佐賀大学で全体会議を2回開催し、林重徳・コーディネーター(低平地研究センター)や古谷政道・研究リーダー(生研機構)を中心に、5つの機関による研究が着々と進みつつある状況です。

また、来年2月下旬から3月上旬にかけて実施予定の囲繞堤施工の場所が、鹿島市漁協のご協力の下、七浦・飯田海岸干潟域に決定し、研究会メンバーによる現地視察も行っております。さらに、実規模施工前に、囲繞堤内部への浮泥・底泥の流入・堆積状況を事前に把握するための予備調査が12月中旬より開始され、現在データ収集が進んでいる状況です。

年明け早々にも、今年度の研究成果の取りまとめに着手し、年度末に控える実規模囲繞堤の施工・調査に移って参ります。

土木学会、佐大で開催

来る3月9日(土)に土木学会西部支部研究発表会が佐大理工学部を会場に開催されます。 九州各県から土木工学の全分野596編の論文が口頭発表されます。 ILTからも多くの論文が投稿されています。 詳細は同学会誌2月号、又は同ホームページにて。

低平地市民フォーラムの開催

「低平地と有明海の過去・現在・未来を訪ねて」をメインテーマとして、今年度で5回目となる低平地市民フォーラムを、平成13年11月26日(金)に佐賀県立美術館ホールで開催しました(参加者約200名)。

第1部では、佐賀史研究の碩学である杉谷昭・佐大名誉教授をお迎えして、「有明海と筑紫平野の歴史的景観」と題するご講演をいただきました。

第2部では、荒牧軍治・ILTセンター長を座長に、高島忠平・佐賀女子短大教授、渡辺潔・佐大名誉教授、大矢野栄次・久留米大教授の各パネリストから話題提供をいただいた後、ディスカッションを行いました。今回の市民フォーラムでは、低平地の先人達がいかに上手く有明海と付き合ってきたのか、歴史認識の重要性が改めて訴えかけられました。

RIコーンセミナーの開催

地盤専門部会では、平成13年12月13日に、京大防災研究所三村衛助教授をお招きし、RIコーンの開発と地盤工学への適用についてご講演いただきました。地盤情報の質を落とさず費用対効果を高め、設計・施工に反映させるためにはいかなる方法が考えられるか、このことについて新たに知見を得ることができました(参加者15名)。また、ILTやLORAなど諸活動に関して強いご関心をいただくことができました。

生物環境科学グループの活動

去る平成13年12月25日〜27日、 有明海研究プロジェクト低セクラスター・生物環境科学グループの会合を開催しました。 グループコーディネーター日野、メンバーに岩手大溝田教授、日大片瀬教授、九大下山博士を中心とするグループ。 期間中は環境・生態系グループコーディネーター山西助教授の特別参加を得て、 安定同位体地球化学の知見を中心に有明海問題に関して熱心な議論が交わされました。 生物環境科学グループの成果は、近く低平地研究等に報告予定ですのでご期待下さい。

LTIジャーナル発行

英文機関誌「Lowland Technology International」Vol.3,No2を1月中旬に配布する予定です。下記の6篇の学術論文が掲載されています。

Title

Authors

Examination of Pusan clays at a reference testing site

S. G. Chung et al.

Analytical model of hexagonal wire mesh reinforcement with weathered Bangkok clay backfill

D. T. Bergado et al.

Electrical conductivity and dieletric constant of bentonite measured with time-domain reflectometry

Md. A. Mojid et al.

Application of global optimization technique for calibtrating the Xinanjiang watershed model

H. A. Hapuarachchi et al.

Time-dependent elastroplastic constitutive equation for soils and its application to fem implementation

T.Okayasu et al.

Effect of soil stiffness and ground displacement in earthquake of bridges with pile foundation

R. Mahmudur et al.

新スタッフ紹介

 金教授   杜博士

平成13年11月より、外国人客員教授のポストに 韓国・元東釜山大学学長/元国際地盤工学会副会長(アジア地区)金翔圭(KIM Sang-Kyu)教授 をお招きし、来るISLT2002の開催やLowland Technology Internationalの編集発行、 さらには日本とアジアの研究交流に関してご協力いただいています。 また、10月よりセンター講師のポストに杜延軍(DU Yan Jun)博士をお招きし、 金先生同様のご協力とともに低平地地圏環境研究分野へのご支援をいただいています。 杜博士は、9月まで林副センター長のもとで博士後期課程留学生として滞在され、 博士(工学)号を取得されました。

コミュニティ・キャンパスを考える「地域デザイン特別部会」

本部会では、「低平地の特質を生かすまちづくり」を全体テーマとして、 具体的な対象地も扱いながら、地域デザインの勉強を行っています。去る2001年12月7日(金)には、 第2回として、低平地研究センターの林重徳先生をお迎えし、 コミュニティ・キャンパス研究会の活動報告をしていただき、 地域社会に密着した大学キャンパスのあり方について議論を行いました。 学内の教官・学生の他にも、学外から地域住民の方々も数名参加され、 コミュニティ・キャンパス計画について理解を深めました。 特に、コミュニティ・キャンパス計画の趣旨に強い賛同があったばかりでなく、 佐賀大学に地域への窓口を設置すべきだという積極的な意見もあり、 熱心な議論に展開しました。

「祭りのある風景 〜場所に込められた人々の思い〜」

1月25日(金)19時より、県内の祭りを民俗学的に研究されている金子信二氏をお迎えし、 県内の浮流について事例紹介していただき、 祭事における集落空間の使われ方から場所に込められた人々の思いについて考えます。

日時

1月25日(金)19:00〜21:00

場所

佐賀大学理工学部8号館 5階 国際環境科学セミナー室

市立図書館にて展示会「暮らしと文化専門部会」

昨年10月10日から同月28日まで、佐賀市立図書館で「低平地の生活を考える」展示を行いました。

佐賀大学の低平地研究センターにおける各種の研究や、暮らしと文化専門部会におけるこれまでの研究をパネルや冊子等で紹介したものです。

市民に、低平地という言葉や低平地ならではの環境、文化等を知ってもらおうと実施したものです。

PR不足で反応はいまいちでしたが、次回はもっとテーマを絞ってやってみたいと思います。

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