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低平地研究会18年度活動報告会発表資料
第9回低平地研究会地盤専門部会
「GEO・ECOコミュニケーションズ」議事録

日  時:平成19年5月18日(金) 16:00〜18:00

場  所:佐賀大学本庄キャンパス 菱の実会館 多目的室

参加者(順不同・敬称略):

日野  剛徳 佐賀大学低平地研究センター
山下  武志 日本地研株式会社
永池  誠一 日本地研株式会社
野村  正二 日本地研株式会社
上保  繁幸 基礎地盤コンサルタンツ株式会社
田口  岳志 佐賀大学低平地研究センター
山北  耕史 佐賀大学理工学部都市工学科
畑田  雅浩 佐賀大学理工学部都市工学科
北村  純一 佐賀大学大学院工学系研究科
三浦友規子 佐賀大学理工学部都市工学科
古賀  浩史 株式会社親和テクノ
喜連川聰容 株式会社軟弱地盤研究所
島内  明   株式会社島内エンジニア

1. 話題「平成18年度活動の総括と平成19年度活動の予定について」
  佐賀大学低平地研究センター 日野剛徳氏

■下記の内容について審議し、メンバー間の了承を得、去る平成19年5月24日(木)の低平地研究会平成18年度活動報告会への公表に臨んだ。

■議  題:

 1)新メンバーの紹介、退会、所属変更等
 2)18年度活動報告発表の内容に関する検討
 3)今年度の活動内容および計画について
 4)その他

■議  題1)  新メンバーの紹介、退会、所属変更等

1)(入会)田口岳志氏
 所  属:佐賀大学低平地研究センター
 役  職:センター講師

2)(入会)三浦友規子氏
 所  属:佐賀大学理工学部都市工学科
 役  職:4年生

3)(入会)畑田雅浩氏
 所  属:佐賀大学理工学部都市工学科
 役  職:4年生

4)(入会)山北耕史氏
 所  属:佐賀大学理工学部都市工学科
 役  職:4年生

5)(入会)柴  錦春氏
 所  属:佐賀大学理工学部都市工学科
 役  職:教授

6)(所属変更)今村  敬氏
 所  属:株式会社石橋建築事務所
 役  職:

7)(所属変更)北村純一氏
 所  属:佐賀大学大学院工学系研究科博士前期課程都市工学専攻
 役  職:1年生

8)(退会)田中優子氏

9)(退会)碇  佳朗氏

10)(退会)岩切秀積氏

11)(退会)大神隼志氏

■議  題2) 18年度活動報告発表の内容に関する検討

○地盤専門部会

○平成18年度活動報告

(1)平成18年6月29日(木) 第1回GEO・ECOコミュニケーションズ

「有明海湾岸低平地域における地盤・環境問題について」
(話題提供者:佐賀大学低平地研究センター・日野剛徳氏、議事録作成者:佐賀大学低平地研究センター・今村敬氏、参加者13名)

 佐賀県における有明海沿岸道路の事業実施域における地盤環境問題に関する話題提供が行われた。佐賀県政下の計画帯ではボーリング調査が実施されていること、ボーリング調査は短期間のうちに実施されたことが特徴として挙げられること、各ボーリングでの調査内容を高精度で取得していること、佐賀・低平地の成り立ちについての解説、などであった。

 資料中の土質柱状図に記載されているシルトの部分は粘土ではないのか、堆積物中の貝の見分けというものは一般の者でも可能か、などの質疑がなされ、活発な議論が行われた。

(2)平成18年7月20日(木) 第2回GEO・ECOコミュニケーションズ

「改良土の劣化に関する問題について」
(話題提供者:株式会社島内エンジニア・島内明氏、株式会社親和テクノ・古賀浩史氏、議事録作成者:株式会社軟弱地盤研究所・喜連川聰容氏、参加者12名)

 まず初めに、(株)親和テクノ・古賀氏により、改良土の短期および長期的な劣化に関する話題提供がなされた。材齢10年までの改良土の一軸圧縮強さは増加傾向にあること、劣化のメカニズムとしてカルシウムの溶出が一因として考えられること、材齢10年程度の改良土では顕著なカルシウム含有量およびpHの変化(低下)は見られないこと、高炉セメントB種を用いた室内改良土において、qu28に比べて5年経過で3倍〜5倍程度となっていること、などについて説明された。

 次に、(株)島内エンジニア・島内氏により、安定処理材(生石灰、高炉セメントB種、セメント系固化材など)の改良原理について話題提供がなされた。改良土については「発生側」と「利用側」のそれぞれ立場により事情が異なること「利用者」で混合することはほとんどなく、「発生側」で混合している状況にあること、建設発生土の有効利用されている現場では、発生側の一次混合段階で強度の確保が行われていること、利用地側での運搬後の二次混合では、強度の確認が行われてない現場が増えていること、などについて説明された。

 地下水位下にある改良土に関しては強度の低下は考えにくいのではないか、温度の変化による影響はないのか、混合してから運搬して実際に使用するまでのコスト計算に不明確な部分がある、などの質疑がなされ、活発な議論が行われた。

(3)平成18年8月24日(木) 第3回GEO・ECOコミュニケーションズ

「ダムの設計施工について」
(話題提供者:朝日テクノ株式会社・福岡仁氏、議事録作成者:日本地研株式会社・山下武志氏、参加者11名)

 @堤体材料の賦損量調査と材料採取、A堤体観測計器の挙動と土質試験結果、BCSGに関する盛土事例、C建設汚泥のリサイクル事例、に基づいて話題提供がなされた。フィルダムの基礎地盤は重力式コンクリートダムと比べて強度に対する制約が少ないが、浸透圧に対する対策は重要な検討のひとつであること、堤体管理用として、間隙水圧計、浸透圧計など観測計器を100近く設置していること、遮水材の材料については@締固め度A透水係数を管理項目としたが、土の特性によっては飽和度管理が必要であること、堤体材料の賦存量については、事前調査結果と現状把握と他採取候補地の踏査および土質試験を行うほうがよいこと、などについて説明された。

 通常の構造物に対して管理項目が非常に多く、また厳格であり驚いたとの感想を始め、遮水材料について、遮水材料は当然透水性が小さい材料となるはずだが、別の条件として圧縮性が小さいものというのがあるが、遮水を高めれば圧縮性も高まり、両者が相反する条件のような感じを受けるが、それについてはどのように考えればよいのか、などの質疑がなされ、活発な議論が行われた。

(4)平成18年9月28日(木) 第4回GEO・ECOコミュニケーションズ

 「建設発生土・浚渫土の盛土材への有効利用について」
(話題提供者:松尾建設株式会社・真崎照吉氏、議事録作成者:日本地研株式会社・永池誠一氏、参加者16名)

 土工事において:1)環境保護の面から山土の使用が少なくなる;2)循環型社会においてリサイクルが推進する;3)港湾浚渫土の海洋投棄ができない、などのことから、超軟弱な浚渫土や発生土を有効利用できる手段が必要と考えられ、佐賀江川、佐賀空港、小城、東与賀、諸富港などで石灰、二成分石灰による土質改良(試験施工)を行った結果について話題提供がなされた。

 現場試験施工で掘削土に加水して泥土状にされていることの理由、石灰混合土に対する転圧回数が所定の回数を越えるとオーバーコンパクションで大きな轍ができ、トラフィカビリティが低下する。高盛土に用いる場合、サンドイッチとして用いれば有効ではないか、などの質疑がなされ、活発な議論が行われた。

(5)平成18年10月26日(木) 第5回GEO・ECOコミュニケーションズ

 「土の微視的構造について」
(話題提供者:佐賀大学理工学部都市工学科・根上武仁氏、議事録作成者:親和テクノ株式会社・片渕太雅氏、参加者11名)

 有明粘土の微視的構造の違いを用いて力学的違いを説明できないかとの試み、有明粘土の乱さない試料、練返した試料を高温および室温状態で再圧密した試料の計3試料についてポロシメーターを用いた間隙径分布測定と電子顕微鏡による土の観察を行った結果、などに関する話題提供がなされた。

 水分があると電子顕微鏡は観察できないのか、電子顕微鏡の画像には色は付かないのか、乱さない試料は1ピーク型、再圧密試料は2ピーク型になっている特徴を用いてシンウォールの乱れの判定に使用できないか、改良体の改良効果の観察に使用できないか、などの質疑がなされ、活発な議論が行われた。

(6)平成18年12月1日(金) 平成18年度シリーズ講演会

〜第4回 地盤を知って得をしよう〜
第6回GEO・ECOコミュニケーションズ
(基礎地盤コンサルタンツ株式会社・田上裕氏、参加者40名)

 1)地盤を理解してうまく利用するのがコスト縮減の近道;2)地盤調査の役割は「地盤の有する力を(活かすために)適切に評価し、設計用にモデル化すること」にある;3)作るための調査が必要であり、わかるための調査は必要ない;4)わからなくなったら、基礎に帰ろう;5)N値万能という考えは改めるべき;6)「絵に描いたモチ」的な解析・設計は行わないこと;7)技術開発が自由に行えるような世の中になれば・・・、などの項目についてご講演いただいた。

 講師の会場を飽きさせない巧みな話術により、会場からは活発な質疑がなされ、好評をえた講演会となった。

(7)平成19年1月25日(木) 第7回GEO・ECOコミュニケーションズ

「有明海沿岸道路(福岡区間)における調査・設計・施工」
(話題提供者:日本地研株式会社・野村正二氏、議事録作成者:朝日テクノ株式会社・福岡仁氏、参加者10名)

 有明海沿岸道路(福岡区間)における調査・設計・施工に関する話題提供がなされた。現在、メンバー間で議事録内容を審議中であり、確定の後、低平地研究会地盤専門部会ホームページ(http://www.ilt.saga-u.ac.jp/lora/geo/index.html)に公開する。

(8)平成19年2月15日(木) 第8回GEO・ECOコミュニケーションズ

 「日野研究室4年生達による第42回地盤工学研究発表会、土木学会第62回年次学術講演会、に対する内容についての発表および質疑応答」
(話題提供者:佐賀大学理工学部都市工学科・碇佳朗・大神隼志・北村純一、議事録作成者:佐賀大学低平地研究センター・日野剛徳、参加者15名)

 日野研究室4年生達による第42回地盤工学研究発表会、土木学会第62回年次学術講演会、に対する内容を話題提供とした。現在、メンバー間で議事録内容を審議中であり、確定の後、低平地研究会地盤専門部会ホームページ(http://www.ilt.saga-u.ac.jp/lora/geo/index.html)に公開する。

■議  題3) 今年度の活動内容および計画について

(1)平成19年5月17日(木)18:00〜

第9回GEO・ECOコミュニケーションズ
「平成18年度GEO・ECOコミュニケーションズの総括および平成19年度活動に関する会議」

(2)平成19年6月28日(木)18:00〜

第10回GEO・ECOコミュニケーションズ
(話題提供者:基礎地盤コンサルタンツ株式会社・上保繁幸氏(内定))

(3)平成19年7月26日(木)18:00〜

第11回GEO・ECOコミュニケーションズ
(話題提供者:佐賀大学低平地研究センター・田口岳志氏(内定))

(4)平成19年8月10日(金)

 平成19年度シリーズ講演会担当・第12回GEO・ECOコミュニケーションズ

(5)平成19年9月27日(木)18:00〜

第12回GEO・ECOコミュニケーションズ

(6)平成19年10月25日(木)18:00〜

第13回GEO・ECOコミュニケーションズ

(7)平成19年11月22日(木)18:00〜

第14回GEO・ECOコミュニケーションズ

(8)平成19年12月20日(木)18:00〜

第15回GEO・ECOコミュニケーションズ

 以後、定期的なコミュニケーションズの開催。

■議  題4) その他

 いくつかの事務連絡がなされた。

2. 次回の開催について

・話  題:
      深層混合処理工法の設計・施工上の落とし穴
      基礎地盤コンサルタンツ株式会社 上保繁幸氏

・日  時:
      平成19年6月28日(木) 18:00〜

・場  所:佐賀大学本庄キャンパス 理工学部6号館DC棟2階 多目的セミナー室

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