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 平成16年度第1回地盤系研究室中間発表会






発表会の様子

坂本の発表です

原の発表です

隣の教室に移動しました

 平成16年7月22日(木)〜23日(金)にかけて、第1回地盤系研究室中間発表会が開催されました。7月19日(月)の研究室日誌でも触れましたが、センター・都市工学科には、5つの地盤系研究室があります。これらの研究室が集い、昨年度から地盤系研究室中間発表会を催すようになりました。研究の質を対内外的に底上げしようとの趣旨で始められたものです。今年度の院生・4年生達の研究テーマはこちらをご参照いただけると幸いです。

 筆者は地盤の堆積環境がその特性に及ぼす影響に関する研究をライフワークとしていますが、研究着手時の地盤工学の研究スタイルに頼った結果、苦い経験をしています。今では、堆積環境の研究は、その性格からどうしても対象地盤を地表地下の3次元空間として捉える必要があり、まるで「生き物」(4次元?)を相手にしているような世界であって、この中で各種特性の関係を矛盾なく論じる必要があると考えられるようになってきました。研究着手時の(いや今でさえ)地盤工学の研究スタイルは、地盤工学の教科書の構成例にも特筆されるように、同じ粘土の知見を示していながら片やこう主張すれば片や別の主張をする世界でした。「1m先の地盤は別物」、という言葉にも代表されるように、地盤工学はとかく要素還元論的学問であり、矛盾ないストーリーを綴りにくい世界なのです。この問題、いずれは地理・地盤データベースの普及によって否が応でも対応せざるを得ないことになるだろうと予測していますが。

 そのような個人観を呈してるものですから、学生達の発表を聞くのにもつい力が入り過ぎてしまったようです。とりわけ同じ地盤を対象としている研究の間で矛盾したストーリーが生じていないか、注意を傾けてしまいました。その結果、学生達には発表の場で厳しく接しすぎてしまったようです。厳しさついでにもう1つ指摘させていただきたいのは、地盤環境に関する問題のクローズアップも相まって、最近の研究には化学データの取り扱いがかなり増えてきています。問題は、そのデータが「付け足し」的、あるいはよく理解を経ぬままに取り扱われている感を否めないことです。もう1つだけ、発表の際に原稿を片手に持っての発表も今後は控えたほうがよいです。最近の学会発表では学生さんに対して講演優秀制度が設けられていますが、そのような講演スタイルは減点対象となり、せっかくのチャンスを逃してしまうことになります。

 環境問題は、まさに「生き物」を相手にするようなものです。さすればこそ、我々は一刻も早く平衡閉鎖系の科学の考え方(モノを対象)から非平衡開放系の科学の考え方(生き物を対象)への脱却を図る必要があります(故小倉理一氏による)。我が研究室の4年生達には、今度の中間発表会における内容に始まり、質疑応答の結果、反省および今後の展開について、直ちにホームページにまとめるように指示しています。指導教官ともども、不備の点をご指摘ご批判いただければ幸いです。

 さて、以下はその後のハッピータイムについて。今年度の中間発表会は、林研究室がホスト研究室になっています。今回は中間発表会の後にバーベーキューで打上げとの粋なお計らいをいただきました。40人超の団体を相手にするバーベキューの準備はさぞ大変だったことと思います。たいへんお疲れ様でした。誠にありがとうございました。

 バーベキューの最中に、厳しい質問を浴びせてしまったことへのお詫びともども学生達をねぎらおうと思っていたのですが、大きな団体のためにまとまりがつかず、かつ途中からは教官同士である会議を始めてしまったために、思いを果たせませんでした。せめてもの気持ちとして、両日の一部始終をカメラに収めたものを掲載しますので、お暇なときにダウンロードしていただけると幸いです。なお、この記事においてはファイル要領の都合上、当研究室関連の写真のみ表出しさせていただくことをご了承下さい。また、ダウンロード用写真の掲載はどうしてもサーバーに負荷を与えてしまいますので、所定の期限でもって締め切らせていただくことを重ねてご了承下さい。

日野剛徳 記
バーベキューの準備中 林先生の開会挨拶 腹減ったー! バーベキューの様子1
バーベキューの様子2 日野研反省の場面 黒木先輩が応援に駆けつけてくれました 鬼塚先生の閉会挨拶
各写真のサイズは幅1024×高さ768ピクセルです。クリックすると画面に大きく現れますのでご注意下さい。
※ホームページ掲載期限:平成16年8月6日(金)17:00まで
※原寸写真の掲載は、上記の期日をもって終了しました。あしからずご了承下さい。
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