ただ今のページは /今昔物語/研究支援推進員・島内明氏のご逝去を悼む です
前のページに戻る

 研究支援推進員・島内明氏のご逝去を悼む






低平地地圏科学研究分野における島内明氏(後列右端)

 平成20年度から当センター・研究支援推進員として従事いただいていた島内明氏(株式会社島内エンジニア・代表取締役)は、平成24年1月21日(土)、急性心不全のため急逝されました。享年57歳というお若さでの天国へのお旅立ちでした。

 島内研究支援推進員との間の具体的な連携は、佐賀県政下において有明海沿岸道路建設プロジェクトが本格的にスタートするのに伴い、低平地地圏科学研究分野において地下水モニタリングを開始するのがきっかけでした。お陰様で、同氏の地下水モニタリングに関する奥深いご経験となおも探究心を怠らないご姿勢に支えられ、今日までプロジェクトはもとより関連の研究を円滑に進めてくることができました。

 島内研究支援推進員とは、当センター・低平地地圏科学研究分野の関係者で“佐賀低平地イズム”と愛唱している当地の土木技術の持続的発展のことについても熱く語り合う日々を送らせていただきました。“結果は自己満足ではなく具体的な形として残す”との合い言葉をもとに、御身忙殺状態の中、土木学会や地盤工学会における口頭発表を始め、中国・上海への海外出張にもご同行いただき、国内外の研究・技術の動向に関する詳細な分析を行っていただきました。さらに、自らも英文論文を執筆され、海外で発表されようとしていた矢先でのお別れになってしまいました。“肩肘は張らないようにいきましょう”と緩みの姿勢も忘れない形で研究に臨んでいただいたつもりでしたが、今にしてみればプレッシャーの一つではなかったかと悔やまれてなりません。

 また、島内研究支援推進員には、当センター・低平地地圏科学研究分野において“島内道場”と称するゼミを度々開いていただきました。お陰様で、学生達の技術者倫理や社会力は格段に向上しました。こうした同氏の栄えあるご思想は、学生達の中でしっかりと引き継がれています。

 低平地地圏科学研究分野一同、衷心より島内研究支援推進員のご冥福をお祈り申し上げます。

合掌

低平地地圏科学研究分野 日野剛徳 学生一同

前のページに戻る